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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
雪村 花菜(ユキムラ カナ)
2014年、第二回富士見ラノベ文芸大賞にて、応募作『生生流転』が瑞々しい人物描写と軽妙な会話劇、緻密な舞台設定を高く評価され、金賞受賞。改題欣び改稿した本作で作家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 雪村 花菜(ユキムラ カナ)
2014年、第二回富士見ラノベ文芸大賞にて、応募作『生生流転』が瑞々しい人物描写と軽妙な会話劇、緻密な舞台設定を高く評価され、金賞受賞。改題欣び改稿した本作で作家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
将軍となった小玉は、初日から書類仕事に忙殺されていた。信頼できる部下に恵まれ、女性初の将軍となり、しみじみ思うのは「嫁き遅れた」ということ。そんな折、小玉と文林、ふたりとも結婚適齢期を過ぎて相手がいなかったら結婚しようか、という話になる。「きっと楽しいわよ」と笑い合ったその時は、文林が皇帝になるなどと、誰も思っていなかった。世継ぎと…(続く)
将軍となった小玉は、初日から書類仕事に忙殺されていた。信頼できる部下に恵まれ、女性初の将軍となり、しみじみ思うのは「嫁き遅れた」ということ。そんな折、小玉と文林、ふたりとも結婚適齢期を過ぎて相手がいなかったら結婚しようか、という話になる。「きっと楽しいわよ」と笑い合ったその時は、文林が皇帝になるなどと、誰も思っていなかった。世継ぎとして発表された文林の名前を見て、小玉は驚くが…「紅霞後宮物語」秘められた前日譚のすべてが、ついに明かされる!