|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
鈴木 大地(スズキ ダイチ)
筑波大学生命環境系助教、北海道大学人間知・脳・AI研究教育センター(CHAIN)客員研究員。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、現職 鈴木 大地(スズキ ダイチ)
筑波大学生命環境系助教、北海道大学人間知・脳・AI研究教育センター(CHAIN)客員研究員。博士(理学)。日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、現職 |
生物学の現場に、最前線の科学哲学を!よりよい科学の実践にとって、哲学は贅沢品でなく必需品なのだ。
もくじ情報:なぜ生物学者は科学哲学に目を向けるべきなのか?;生物学における説明は何から構成されているのか?;生物学的知識とは何か?;生物学における理論とモデルとは何か?;生物学の概念はどのように使用され、どのように変容するのか?;なぜ多くの生物学の概念がメタファーであることが問題になるのか?;概念はいかにして科学を前進させるのか?―進化生物学を例として;概念分析は科学の実践にとっていかなる貢献があるのか?―文化進化学を例として;生命科学者はどのような方法を用いるのか?―略史と哲学的含意;地球上の生命の歴史を科学的に復元することは可能なのか?―生物科学と太古の歴史;生物分類の基盤は何か?―自然の体系の探索;生物科学における科学論争とはいったいどのようなものなのか?;生物科学において事実と価値はどのような関係にあるのか?―社会のなかの生物学;創造論の時代の哲学者―生物学の哲学に携わった50年で学んだこと、生物学者に伝えたいこと;生物学者に科学哲学を教えるにはどうすればよいか?