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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
吉田 弘幸(ヨシダ ヒロユキ)
1963年東京生まれ。理学修士、法務博士、予備校講師(物理・数学)。6歳くらいまでは東京で暮らしたが、小学校入学前に父の転勤のため神奈川県の大磯町に引っ越し、大学院入学前までそこで生活した。海が近く自然環境に恵まれた地域だった。学校は、町立の大磯小学校、大磯中学校を経て、県立大磯高等学校に進学した。中学の校庭は境目なく砂浜に繋がっていたし、高校の教室からも海岸を望むことができた。大磯高校は県内でも随一といえるくらいの自由な校風だった。その分、勉強も自分のペースで自由に行うことができた。現代とは峙代が異なるし、田舎暮らしだったので、塾や予備校には通わなかったが、文…( ) 吉田 弘幸(ヨシダ ヒロユキ)
1963年東京生まれ。理学修士、法務博士、予備校講師(物理・数学)。6歳くらいまでは東京で暮らしたが、小学校入学前に父の転勤のため神奈川県の大磯町に引っ越し、大学院入学前までそこで生活した。海が近く自然環境に恵まれた地域だった。学校は、町立の大磯小学校、大磯中学校を経て、県立大磯高等学校に進学した。中学の校庭は境目なく砂浜に繋がっていたし、高校の教室からも海岸を望むことができた。大磯高校は県内でも随一といえるくらいの自由な校風だった。その分、勉強も自分のペースで自由に行うことができた。現代とは峙代が異なるし、田舎暮らしだったので、塾や予備校には通わなかったが、文系・理系を間わずさまざまな分野に好奇心が働いた。しかし、なぜか、物心がついた頃から、職業としては科学者を目指していた。高校進学前の春休みに岩波新書の『相対性理論入門』(内山龍雄著)を読み、自分の興味の対象の核心が物理学であることを知り(それまでは物理学という分野の存在自体を意識していなかった)、大学は物理学科へ進学することを決めた。そして、早稲田大学理工学部の物理学科、同大学院で物理学を学んだ。大学院では宇宙論、特に量子宇宙論に関する研究を行った。修士論文のテーマは「偽真空泡の量子化の可能性」である。大学院入学と同時に、アルバイトで駿台予備学校の数学科講師を始めた。当初は、研究者になるまでの学費と生活費を稼ぐためのつもりだったが、いつの間にか生活の比重が予備校講師に傾いてしまった。修士課程修了後は研究者の道を断念し、予備校講師に専念した。その後、いくつかの予備校で教えてきたが、現在はSEG(科学的教育グループ)と河合塾で高校生や受験生に物理を教えている。その他に、大学入試に関連するさまざまな仕事も行っている。2004年に創設された法科大学院の制度にも興味があり、40歳を過ぎてから慶應義塾大学の法科大学院で法律学を学んだ。若く優秀な学生たちと新しい分野を学ぶ経験は非常に刺激的だった。勉強不足のため法曹の資格は取得できなかったが、友人が増え、視野が広がり、予備校講師としての仕事にも間接的には良い影響があったと思っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
SEG(科学的教育グループ)での30数年間の講義の結晶!新しい学習指導要領の内容を反映させ、発展的な項目も追加した改訂・増補版。
もくじ情報:序章 物理学を学ぶ心構え;第1部 力学(運動学;運動の法則;力の扱い方 ほか);第2部 熱学(熱学序論;理想気体;エネルギー保存則 ほか);第3部 力学的波動(連続体の振動“やや発展”;波の伝播;合成波の観測 ほか)
SEG(科学的教育グループ)での30数年間の講義の結晶!新しい学習指導要領の内容を反映させ、発展的な項目も追加した改訂・増補版。
もくじ情報:序章 物理学を学ぶ心構え;第1部 力学(運動学;運動の法則;力の扱い方 ほか);第2部 熱学(熱学序論;理想気体;エネルギー保存則 ほか);第3部 力学的波動(連続体の振動“やや発展”;波の伝播;合成波の観測 ほか)