|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
町屋 良平(マチヤ リョウヘイ)
1983年東京都生まれ。2016年「青が破れる」で第53回文藝賞を受賞しデビュー。19年「1R1分34秒」で第160回芥川賞、2022年『ほんのこども』で第44回野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 町屋 良平(マチヤ リョウヘイ)
1983年東京都生まれ。2016年「青が破れる」で第53回文藝賞を受賞しデビュー。19年「1R1分34秒」で第160回芥川賞、2022年『ほんのこども』で第44回野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
京、青澄、土、しき。高校で4人は出会い、恋に落ちた。身体が発熱し、恋愛のぜんぶを出し尽くしてしまった。あの事件が起こるまでは―。あれから15年。歪な力関係の社内恋愛をつづける「京」、娘を家庭に縛り付ける毒親から離れられない「青澄」、貧しい大家族のなかで育った「土」、両親の死から心身に不調をきたし社会との接点を失った「しき」―「あけましておめでとう!久しぶり。みんなどうしてる?」大晦日に送られた京からのメッセージが、どん底のいまを動かしはじめる。