|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
大沢 在昌(オオサワ アリマサ)
1956年3月、名古屋市生まれ。慶應義塾大学法学部中退。79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞、2001年『心では重すぎる』、02年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞、04年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞、10年日本ミステリー文学大賞、14年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞する。ベストセラーを次々と書き続けており、22年に紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 大沢 在昌(オオサワ アリマサ)
1956年3月、名古屋市生まれ。慶應義塾大学法学部中退。79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞、2001年『心では重すぎる』、02年『闇先案内人』で日本冒険小説協会大賞、04年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞、10年日本ミステリー文学大賞、14年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞する。ベストセラーを次々と書き続けており、22年に紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
フリーの観光ガイド佐抜克郎は、外務省関係者から東南アジアの某国の重要人物を捜してほしいと依頼を受ける。その人物は軍事クーデターにより日本に逃れてきていたのだが、現在行方がわからないそうなのだ。佐抜はあがり症だが、現地語を話せるという特技があった。相棒として紹介された元女子プロレスラーのヒナとともに、佐抜は彼の行方を求めて多国籍の外国人が…(続く)
フリーの観光ガイド佐抜克郎は、外務省関係者から東南アジアの某国の重要人物を捜してほしいと依頼を受ける。その人物は軍事クーデターにより日本に逃れてきていたのだが、現在行方がわからないそうなのだ。佐抜はあがり症だが、現地語を話せるという特技があった。相棒として紹介された元女子プロレスラーのヒナとともに、佐抜は彼の行方を求めて多国籍の外国人が暮らす「アジア団地」に足を踏み入れる。某国の民主化を警戒する外国勢力や日和見を決めこむ外務省に翻弄されながらも、佐抜はやがて大きな決断の舞台に近づいてゆく。