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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
青柳 憲昌(アオヤギ ノリマサ)
1975年東京都生まれ。2002年東京工業大学大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了。2008年同大学院博士後期課程修了、博士号取得。東京工業大学助教、立命館大学講師を経て、立命館大学理工学部建築都市デザイン学科准教授。立命館大学歴史都市防災研究所研究員(兼務)|法隆寺金堂壁画保存活用委員会専門委員(アーカイブWG座長)。『日本近代の建築保存方法論―法隆寺昭和大修理と同時代の保存理念』中央公論美術出版、2019、建築史学会賞受賞『建築史家・大岡實の建築―鉄筋コンクリート造による伝統表現の試み』川崎市立日本民家園、2016(共著)、日本建築学会著作賞受賞(本デ…( ) 青柳 憲昌(アオヤギ ノリマサ)
1975年東京都生まれ。2002年東京工業大学大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了。2008年同大学院博士後期課程修了、博士号取得。東京工業大学助教、立命館大学講師を経て、立命館大学理工学部建築都市デザイン学科准教授。立命館大学歴史都市防災研究所研究員(兼務)|法隆寺金堂壁画保存活用委員会専門委員(アーカイブWG座長)。『日本近代の建築保存方法論―法隆寺昭和大修理と同時代の保存理念』中央公論美術出版、2019、建築史学会賞受賞『建築史家・大岡實の建築―鉄筋コンクリート造による伝統表現の試み』川崎市立日本民家園、2016(共著)、日本建築学会著作賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
もくじ情報:序論 いまなぜ「日本」のディテールなのか―近代日本の建築家たちによる構法の詩学;1 「近代」の日本化―近代テクノロジーの地域化(建築の「レガシー」とは何か;RC造にふさわしい「伝統」とは何か;テクニカル・アプローチを経由した「伝統」との邂逅;工業化の先にある「日本」の肌触り;伝統木造を「進化」させる―メタボリズムから「自在づくり」へ;プリミティヴィズムが表出する「日本」の根源;構法的折衷による「空間の骨格」のディテール);2 「日本」の近代化―伝統構法の批判的合理化(戦後の「新興数寄屋」;復元主義者による現代数寄屋;「線」を減らして空間を抽象化する…(続く)
もくじ情報:序論 いまなぜ「日本」のディテールなのか―近代日本の建築家たちによる構法の詩学;1 「近代」の日本化―近代テクノロジーの地域化(建築の「レガシー」とは何か;RC造にふさわしい「伝統」とは何か;テクニカル・アプローチを経由した「伝統」との邂逅;工業化の先にある「日本」の肌触り;伝統木造を「進化」させる―メタボリズムから「自在づくり」へ;プリミティヴィズムが表出する「日本」の根源;構法的折衷による「空間の骨格」のディテール);2 「日本」の近代化―伝統構法の批判的合理化(戦後の「新興数寄屋」;復元主義者による現代数寄屋;「線」を減らして空間を抽象化する;新建材とディテールによる「レーモンド・スタイル」の成立;民家のディテールを再編成する;篠原一男の「第1の様式」―象徴空間が湛える日本の「清感」;鉄骨住宅の反省から伝統構法の批判的合理化へ);終章 「伝統」と「近代」の架け橋―一九五〇年代のディテールの現代性