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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
青山 文平(アオヤマ ブンペイ)
1948(昭和23)年、神奈川県生れ。早稲田大学政治経済学部卒業。経済関係の出版社に18年勤務したのち、フリーライターとなる。2011(平成23)年、『白樫の樹の下で』で松本清張賞を受賞しデビュー。’15年、『鬼はもとより』で大藪春彦賞、’16年、『つまをめとらば』で直木賞を受賞。’22(令和4)年、『底惚れ』で中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 青山 文平(アオヤマ ブンペイ)
1948(昭和23)年、神奈川県生れ。早稲田大学政治経済学部卒業。経済関係の出版社に18年勤務したのち、フリーライターとなる。2011(平成23)年、『白樫の樹の下で』で松本清張賞を受賞しデビュー。’15年、『鬼はもとより』で大藪春彦賞、’16年、『つまをめとらば』で直木賞を受賞。’22(令和4)年、『底惚れ』で中央公論文芸賞、柴田錬三郎賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
離縁して三年半もたつのに、なぜ元妻は元夫を刺したのか。事件の「なぜ」を追う従目付、片岡直人は真相を確信するが、最悪の事態が起きる。そんな折、奇妙な噂が耳に入る。毎日決まった時刻に大川を泳ぐ男がい…(続く)
離縁して三年半もたつのに、なぜ元妻は元夫を刺したのか。事件の「なぜ」を追う従目付、片岡直人は真相を確信するが、最悪の事態が起きる。そんな折、奇妙な噂が耳に入る。毎日決まった時刻に大川を泳ぐ男がいるというのだ…。違和感の向こうに見えてくる狂おしい人生と、封印された秘密。心に「鬼」を抱えて生きてきた男と女が、最期に見せた真実とは。江戸の人々の翳を鮮やかに描く傑作。