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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
角野 栄子(カドノ エイコ)
東京都生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。ブラジルでの2年間の体験をもとにした『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で1970年にデビューし、童話を書きはじめる。『魔女の宅急便』で野間児童文芸賞と小学館文学賞、『わたしのママはしずかさん』『ズボン船長さんの話』で路傍の石文学賞ほか、受賞多数。2018年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞。『おだんごスープ』「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ」シリーズなどの絵本や童話から、『トンネルの森1945』『イコ トラベリング1948-』などの長編小説まで、さまざまな年齢に向けた児童文学を手がけ、ロングセラーは数多い 角野 栄子(カドノ エイコ)
東京都生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒業。ブラジルでの2年間の体験をもとにした『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で1970年にデビューし、童話を書きはじめる。『魔女の宅急便』で野間児童文芸賞と小学館文学賞、『わたしのママはしずかさん』『ズボン船長さんの話』で路傍の石文学賞ほか、受賞多数。2018年に国際アンデルセン賞作家賞を受賞。『おだんごスープ』「アッチ・コッチ・ソッチの小さなおばけ」シリーズなどの絵本や童話から、『トンネルの森1945』『イコ トラベリング1948-』などの長編小説まで、さまざまな年齢に向けた児童文学を手がけ、ロングセラーは数多い |
町はずれにぽつんと1本、ちいさな木がはえていました。もう何年もそこにはえていましたが、ずっとちいさなままでした。ある日みすぼらしい犬がやってきて、こういいました。「ぼく、家出したんだよ。これから、じぶんのすきなところにいくんだ。いっしょにくる?」4歳から。