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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
クルコフ,アンドレイ(クルコフ,アンドレイ)
ウクライナはキーウ在住のロシア語作家。1961年ソ連のレニングラード州ブードゴシチに生まれ、3歳のときに家族でキーウに移る。キーウ国立外国語教育大学卒業。オデーサでの兵役、新聞や出版社の編集者を務めるかたわら、小説やシナリオを執筆。1996年に発表した『ペンギンの憂鬱』が国際的なベストセラーとなり、クルコフの名を一躍有名にした(邦訳は沼野恭子訳、新潮クレストブックス、2004年)。著作は30以上の言語に翻訳されている。日本では『大統領の最後の恋』(前田和泉訳、新潮クレストブックス、2006年)『ウクライナ日紀」(吉岡ゆき訳、ホーム社、2015年)も…( ) クルコフ,アンドレイ(クルコフ,アンドレイ)
ウクライナはキーウ在住のロシア語作家。1961年ソ連のレニングラード州ブードゴシチに生まれ、3歳のときに家族でキーウに移る。キーウ国立外国語教育大学卒業。オデーサでの兵役、新聞や出版社の編集者を務めるかたわら、小説やシナリオを執筆。1996年に発表した『ペンギンの憂鬱』が国際的なベストセラーとなり、クルコフの名を一躍有名にした(邦訳は沼野恭子訳、新潮クレストブックス、2004年)。著作は30以上の言語に翻訳されている。日本では『大統領の最後の恋』(前田和泉訳、新潮クレストブックス、2006年)『ウクライナ日紀」(吉岡ゆき訳、ホーム社、2015年)も紹介されている。2014年フランスのレジオンドヌール勲章を受章。2018年から2022年までウクライナ・ペン会長を務める。2022年、本書でドイツのゲシュヴィスター・ショル賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
『ペンギンの憂鬱』や『灰色のミツバチ』の著者が、二〇二二年の新年を祝う日々、二月二四日のロシアによる侵攻、そして戦争が激化していく七月まで、ウクライナに起きた出来事を観察し、生々しく伝えるノンフィクション。解説:沼野恭子“記憶の保管庫”としての日記。
もくじ情報:二〇二一年一二月二九日 デルタよ、さようなら!こんにちは、オミクロン!;二〇二二年一月三日 「戦争には触れないで!」;二〇二二年一月五日 メリークリスマス!;二〇二二年一月一四日 ウクライナのテレビ番組 プロデューサーたちと俳優たち;二〇二二年一月一五日 ろうそくが灯る一月の夜;二〇二二年一月二一日 「悪く思わないでくれ!」;二〇二二年一月二八日 ウイルスと戦争の間;二〇二二年一月三〇日 自分の言葉を選ぶこと ウクライナの言語問題;二〇二二年二月二日 歴史を作り変えること;二〇二二年二月一一日 ウクライナの戦場 街路、図書館、教会;二〇二二年二月一三日 すべてが熱い、サウナも熱い;二〇二二年二月二〇日 戦争の気配の中の文化;二〇二二年二月二三日 緊張が走る、だがパニックにはならず;二〇二二年二月二四日 キーウでの最後のボルシチ;二〇二二年三月一日 時は来た;二〇二二年三月二日 笑顔の私を覚えていて;二〇二二年三月三日 国境;二〇二二年三月五日 過去の影はどれくらい長いのか?;二〇二二年三月六日 コーヒー片手にインタビュー;二〇二二年三月八日 血のパン〔ほか〕