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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
梅澤 礼(ウメザワ アヤ)
1979年生まれ。上智大学卒業後、ベルギー政府給費留学生、フランス政府給費留学生として留学したのち、2012年にパリ第1大学史学科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員PD、富山大学人文学部准教授を経て、明治学院大学文学部フランス文学科准教授。専門は近代の文学と犯罪学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 梅澤 礼(ウメザワ アヤ)
1979年生まれ。上智大学卒業後、ベルギー政府給費留学生、フランス政府給費留学生として留学したのち、2012年にパリ第1大学史学科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員PD、富山大学人文学部准教授を経て、明治学院大学文学部フランス文学科准教授。専門は近代の文学と犯罪学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
もく…(続く)
もくじ情報:第1章 精神科医としてのド・グレーフ―信仰と科学のはざまで(精神医学への道;最初の勤務地での出来事;ロヴァンジュール精神病院での孤立;ボーランの聖母;ド・グレーフの調査;ド・グレーフの解釈;ボーランの聖母の結末;ロヴァンジュールを離れて);第2章 犯罪学者としてのド・グレーフ―「犯罪者」とラベルを貼るのではなく(犯罪学の歩み;ベルギーにおける犯罪学の状況;第二次世界大戦のなかで;犯罪者とふつうの人;殺人犯の心理;犯罪生成プロセス;ケース・スタディ;犯罪の医学的予防;犯罪の社会的予防);第3章 作家としてのド・グレーフ―共感本能を取り戻すために(ド・グレーフの人間観;防衛本能;共感本能;目指すべき平衡;犯罪学と文学;ド・グレーフの文学的実践;文学のなかの、犯罪へ至る心理);終章 ド・グレーフの最期(戦後の活躍;ド・グレーフの最期;それから)