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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
いしい しんじ(イシイ シンジ)
1966年、大阪市生まれ。京都大学文学部卒。’96年、短篇集『とーきょーいしいあるき』(のち『東京夜話』に改題して文庫化)、2000年、初の長篇小説『ぶらんこ乗り』刊行。’03年『麦ふみクーツェ』で第18回坪田譲治文学賞、’12年『ある一日』で第29回織田作之助賞、’16年『悪声』で第4回河合隼雄物語賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) いしい しんじ(イシイ シンジ)
1966年、大阪市生まれ。京都大学文学部卒。’96年、短篇集『とーきょーいしいあるき』(のち『東京夜話』に改題して文庫化)、2000年、初の長篇小説『ぶらんこ乗り』刊行。’03年『麦ふみクーツェ』で第18回坪田譲治文学賞、’12年『ある一日』で第29回織田作之助賞、’16年『悪声』で第4回河合隼雄物語賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
平安の都で生まれた、文学史上の傑作長編は、もともと「京ことば」で著されたはず。いまの京都弁で訳してみると、「完璧なイケメン」の光源氏と、彼に関わっていくお姫さまたちとの恋愛が噂話を聞くようにリアルに蘇る。光源氏の誕生から二十代前半までの冒頭九帖を忠実に訳した、読みやすくて楽しい源氏物語。