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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
逸木 裕(イツキ ユウ)
1980年東京都生まれ。ウエブエンジニア業のかたわら小説を執筆。2016年『虹を待つ彼女』で第36回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。’22年「スケーターズ・ワルツ」で第75回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 逸木 裕(イツキ ユウ)
1980年東京都生まれ。ウエブエンジニア業のかたわら小説を執筆。2016年『虹を待つ彼女』で第36回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビュー。’22年「スケーターズ・ワルツ」で第75回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
チェリスト黛由佳が放火事件に巻き込まれて死んだ。かつて音大時代に由佳の自由奔放な演奏に魅了されていたチェリスト坂下英紀は、火神の異名をもつ孤高のチェリスト鵜崎顕に傾倒し、「鵜崎四重奏団」で…(続く)
チェリスト黛由佳が放火事件に巻き込まれて死んだ。かつて音大時代に由佳の自由奔放な演奏に魅了されていたチェリスト坂下英紀は、火神の異名をもつ孤高のチェリスト鵜崎顕に傾倒し、「鵜崎四重奏団」で活動していた彼女の突然の死にショックを受ける。演奏家として自分の才能に自信をなくしていた英紀は、同じように苦しんでいた由佳の死に不審を感じ、「鵜崎四重奏団」のオーディションを受けて鵜崎に近づき、由佳の死の真相を知ろうとする。