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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
加藤 秀俊(カトウ ヒデトシ)
1930‐2023。東京生れ。社会学博士。一橋大学卒業後、米ハーバード大学などで学ぶ。米アイオワ州立大学、京都大学等で教鞭を執り、学習院大学教授、放送大学教授、日本育英会会長などを歴任。20代で発表した「中間文化論」が話題を呼び、社会論を中心に論壇でも活躍。梅棹忠夫、小松左京らと大阪万博のブレーンとなり、「日本未来学会」結成にも尽力した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 加藤 秀俊(カトウ ヒデトシ)
1930‐2023。東京生れ。社会学博士。一橋大学卒業後、米ハーバード大学などで学ぶ。米アイオワ州立大学、京都大学等で教鞭を執り、学習院大学教授、放送大学教授、日本育英会会長などを歴任。20代で発表した「中間文化論」が話題を呼び、社会論を中心に論壇でも活躍。梅棹忠夫、小松左京らと大阪万博のブレーンとなり、「日本未来学会」結成にも尽力した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
ぼくたちが出会ったのは単なる偶然ではない。奇跡だ。小学校の同級生だったあなたと結婚して六十余年。アメリカでの新婚生活、京都での家造り、世界中への旅。自由気ままに勤務先を転々とするぼくに「好きなようにしたら。あたしついてくから」…(続く)
ぼくたちが出会ったのは単なる偶然ではない。奇跡だ。小学校の同級生だったあなたと結婚して六十余年。アメリカでの新婚生活、京都での家造り、世界中への旅。自由気ままに勤務先を転々とするぼくに「好きなようにしたら。あたしついてくから」とニコニコ笑っていたあなた。つい昨日まであんなに仲良くしていたのに、もうあなたはどこにもいない―。老碩学が静かに綴る最後のラブレター。
もくじ情報:序 その朝;血のメーデー;青南小学校;戦争;めぐりあい;ストーカー時代;ポッカリ月が出ましたら;それぞれの歩み;家庭の事情;いきなりハーバード;「ミス」から「マム」へ;マイホーム創世記;ペット遍歴;つかの間の共働き;たいせつな「しごと」;ラーメンライス;いい女;「ファミリー」をもとめて;進化する「マイホーム」;手すさびあれこれ〔ほか〕