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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
小林 照幸(コバヤシ テルユキ)
1968(昭和43)年、長野県生れ。ノンフィクション作家。’92(平成4)年に『毒蛇』で第1回開高健賞奨励賞、’99年に『朱鷺の遺言』で第30回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。信州大学卒。明治薬科大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 小林 照幸(コバヤシ テルユキ)
1968(昭和43)年、長野県生れ。ノンフィクション作家。’92(平成4)年に『毒蛇』で第1回開高健賞奨励賞、’99年に『朱鷺の遺言』で第30回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。信州大学卒。明治薬科大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
腹に水がたまって妊婦のように膨らみ、やがて動けなくなって死に至る―古来より日本各地で発生した「謎の病」。原因も治療法も分からず、その地に嫁ぐときは「棺桶を背負って行け」といわれるほどだった。この病を克服するため医師たちが立ち上…(続く)
腹に水がたまって妊婦のように膨らみ、やがて動けなくなって死に至る―古来より日本各地で発生した「謎の病」。原因も治療法も分からず、その地に嫁ぐときは「棺桶を背負って行け」といわれるほどだった。この病を克服するため医師たちが立ち上がる。そして未知の寄生虫が原因ではないかと疑われ始め…。のちに「日本住血吸虫症」と呼ばれる病との闘いを記録した傑作ノンフィクション。
もくじ情報:第1章 死体解剖御願;第2章 猫の名は“姫”;第3章 長靴を履いた牛;第4章 病院列車;第5章 毛沢東の詩;第6章 果てしなき謎