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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
川崎 景介(カワサキ ケイスケ)
マミフラワーデザインスクール校長。考花学者/花文化・美学研究。東京都出身。1989年、アメリカのグレースランド・カレッジ卒業。2008年、倉敷芸術科学大学修士課程修了。2006年より、マミフラワーデザインスクール校長を務める。花にまつわる世界各地の文化を、独自の視点で調査研究する「考花学」を提唱。大学や文化団体などでの活発な講演活動やコラム等の執筆を通じて、花文化の啓蒙に尽力している。日本民族藝術学会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 川崎 景介(カワサキ ケイスケ)
マミフラワーデザインスクール校長。考花学者/花文化・美学研究。東京都出身。1989年、アメリカのグレースランド・カレッジ卒業。2008年、倉敷芸術科学大学修士課程修了。2006年より、マミフラワーデザインスクール校長を務める。花にまつわる世界各地の文化を、独自の視点で調査研究する「考花学」を提唱。大学や文化団体などでの活発な講演活動やコラム等の執筆を通じて、花文化の啓蒙に尽力している。日本民族藝術学会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「源氏物語」が描く、人の世の切なさ、思いやり、愛憎といった登場人物の心のやり取りに艶やかな彩をそえるのが、全編に散りばめられたサクラ、ウメ、ベニバナ、フジ、ハス、アサガオ、ナデシコ、オミナエシ、モミジなどの花や樹木の力を借りた描写です。本書では、紫式部がひそませた、主要キャラクターと花や植物の関係をひもとこうと試みました。
もくじ情報:第1章 光源氏と妻たち(光源氏 ヤマザクラ(山桜);葵の上 フタバアオイ(双葉葵) ほか);第2章 光源氏を彩る女君たち(桐壺更衣 キリ(桐);藤壷中宮 ナデシコ(撫子) ほか);第3章 光源氏を取り巻く男たち(桐壺帝 ハギ(萩);頭中将 フジ(藤) ほか);第4章 次世代の担い手たち(薫 オミナエシ(女郎花);匂宮 コウバイ(紅梅) ほか)