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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
にのまえ あきら(ニノマエ アキラ)
2000年、シンガポール生まれ、ドバイと横浜育ち。第30回電撃小説大賞に応募した『偽盲の君へ、不可視の僕より』が“選考委員奨励賞”を受賞し、改題した本作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) にのまえ あきら(ニノマエ アキラ)
2000年、シンガポール生まれ、ドバイと横浜育ち。第30回電撃小説大賞に応募した『偽盲の君へ、不可視の僕より』が“選考委員奨励賞”を受賞し、改題した本作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
―私の復讐を手伝ってくれませんか。将来なんて、まだぼんやりとしていた高二の新学期。優希はひとり孤独に絵を描き続ける少女・さやかと出会う。六年前に絵を共に学んだ彼女は、人の視線を恐れ、人前で目を開けなくなっていた。それでも人を描くことが自分の「復讐」であり、絶対にやり遂げたいのだという。さやかの切実な想いを知り、絵の被写体として二人きりで過ごす中で、優希は彼女のひたむきな姿に惹かれていく。しかし、さやかには優希に打ち明けていないもう一つの秘密があって…。第30回電撃小説大賞選考委員奨励賞。