|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
佐藤 健二(サトウ ケンジ)
1957年、群馬県生まれ。専攻は、歴史社会学、社会意識論、社会調査史、メディア文化など。東京大学名誉教授。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 佐藤 健二(サトウ ケンジ)
1957年、群馬県生まれ。専攻は、歴史社会学、社会意識論、社会調査史、メディア文化など。東京大学名誉教授。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
論文を書くとき、気をつけなければならないことはなにか。論文は、どんな基準で評価されるのか。本書は論文の書きかたについて、社会学を中心に、研究プロセスにおける作法にそって解説する。著者自身の体験を手がかりとしながら、問題設定や社会調査、資料批判、図表の論理、注の役割、研究倫理など、論文作成において外せないポイントを掘り下げていく。論とはなにか、文とはなにか、そして書くとはなにか。「論文を書く」という現象それ自体の社会学的な考察であるとともに、新たな認識を…(続く)
論文を書くとき、気をつけなければならないことはなにか。論文は、どんな基準で評価されるのか。本書は論文の書きかたについて、社会学を中心に、研究プロセスにおける作法にそって解説する。著者自身の体験を手がかりとしながら、問題設定や社会調査、資料批判、図表の論理、注の役割、研究倫理など、論文作成において外せないポイントを掘り下げていく。論とはなにか、文とはなにか、そして書くとはなにか。「論文を書く」という現象それ自体の社会学的な考察であるとともに、新たな認識を自分で生み出すためのレッスンでもある。
もくじ情報:第1章 論文とはなにか:辞書に書いていない意味を考える;第2章 「論」と「文」の結合:論文の形式;第3章 “文”で論ずることの厚み:読む対象/知る方法;第4章 主題・問題意識・問題設定:問いを立てる(その1);第5章 通念の切断と思考の運動:問いを立てる(その2);第6章 観察と対話の組織化:方法としての社会調査(その1);第7章 調査研究のさまざまな局面:方法としての社会調査(その2);第8章 2項対立のあしらいかた:疑似問題の流動化;第9章 リレーショナル・データベースとしての社会;第10章 「クダンの誕生」の経験をふりかえる:論文を書く;第11章 リテラシーの発見:パソコンで書くこと(その1);第12章 読書空間のなかで書く:パソコンで書くこと(その2);第13章 コピペと引用の使いこなし:他者の「文」で考える;第14章 見えかたをデザインする:表と図が生みだす思考空間;第15章 研究倫理の問題:他者を尊重し自らに誠実に;第16章 編集者として見なおす:書きなおす読者として