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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
五十嵐 大(イガラシ ダイ)
1983年、宮城県生まれ。2022年、本作で小説家デビュー。『聴こえない母に訊きにいく』が第1回生きる本大賞にノミネートされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 五十嵐 大(イガラシ ダイ)
1983年、宮城県生まれ。2022年、本作で小説家デビュー。『聴こえない母に訊きにいく』が第1回生きる本大賞にノミネートされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
震災を機に故郷を、家族を、知的障害のある兄を捨てて上京したフリーライター・小野寺…(続く)
震災を機に故郷を、家族を、知的障害のある兄を捨てて上京したフリーライター・小野寺衛は、兄の急死の知らせを受け、7年ぶりに故郷・松島に帰る。かつて一緒に遊んだ海岸で兄は自死したらしいが、衛は信じることができない。兄の死の謎を追う衛が知ることになる、慟哭の真実とは?障害者への無意識の差別、きょうだい児問題、貧しさへの“怒り”に満ちた筆致で贈るミステリ。