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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
大稔 哲也(オオトシ テツヤ)
早稲田大学文学学術院教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了、博士(文学)。専門分野:中東歴史人類学、中東社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 大稔 哲也(オオトシ テツヤ)
早稲田大学文学学術院教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了、博士(文学)。専門分野:中東歴史人類学、中東社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「エジプト1月25日革命」を中心に、時間的・空間的比較をとおして「アラブの春」における数多の声を再生する。
もくじ情報:総論 ストリートを生きるグローバルな身体―「エジプト一月二十五日革命」を中心にみた「アラブの春」の歴史人類学;第1部 歴史のなかの「アラブの春」(エジプトと民主主義―議会・憲法・革命の歴史から;群衆の力、組織の力―二〇一一年三月の憲法改正とは何だったのか;「国家のイデオロギー装置」の揺らぎ?―政治変動と新旧メディアの役割検証);第2部 もつれあう革命のアクターたち(「四月六日運動」の貢献と限界;一月二十五日革命以降のイスラーム諸勢力の競合と言説―信仰と権力をめぐって;「一月二十五日革命」とコプト正教会―民主化とマイノリティ問題の不協和音;革命と女性―エジプト二〇一一年革命の最初の一年間をふりかえる);第3部 日常性と身体からみた「アラブの春」―「アラブの春」のフィールドへ(家族関係から考える、広義の「一月二十五日革命」;「エジプト一月二十五日革命」における自警互助組織の創発的形成);第4部 空間的比較のなかの「アラブの春」(「チュニジア革命」と空間的比較考察の試み;抵抗の「源泉」から考える「シリアの春」;抗議する民衆の行動主体と文化的営為―イランとエジプトの比較から)