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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
〓實 重〓(ハスミ シゲヒコ)
映画批評家、文芸批評家、フランス文学者。1936年、東京都生まれ。東京大学仏文学科卒業。パリ大学にて博士号を取得。東京大学教授を経て、東京大学第26代総長。78年、『反=日本語論』で読売文学賞、89年、『凡庸な芸術家の肖像』で芸術選奨文部大臣賞、2016年、『伯爵夫人』で三島由紀夫賞を受賞。1999年にはフランス芸術文化勲章コマンドールを受章する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 〓實 重〓(ハスミ シゲヒコ)
映画批評家、文芸批評家、フランス文学者。1936年、東京都生まれ。東京大学仏文学科卒業。パリ大学にて博士号を取得。東京大学教授を経て、東京大学第26代総長。78年、『反=日本語論』で読売文学賞、89年、『凡庸な芸術家の肖像』で芸術選奨文部大臣賞、2016年、『伯爵夫人』で三島由紀夫賞を受賞。1999年にはフランス芸術文化勲章コマンドールを受章する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
映画の未来は、革命の未来がそうであるように、きわめて不明確である。批評史上の必読論文に最新時評、海外誌へ寄稿した“年間ベスト10”2001‐23年他を収録した超豪華版!書き下ろしラオール・ウォルシュ論、伝説のロマンチック・コメディー論「スクリューボールまたは禁止と奨励」、異色のレンフィルム=ソ連映画史「署名の変貌」、ロッセリーニのイタリア映画史からルノワール、ゴダール、オリヴェイラをめぐり、ライカート、黒沢清、濱口竜介の新作へ―。
もくじ情報:序章(映画の「未来」に向けて);1(ラオール・ウォルシュまたは「伝説」と「現実」を超えて);2(スクリューボールまたは禁止と奨励―ハリウッド30年代のロマンチック・コメディー;オーソン・ウェルズはたえずフィルモグラフィーを凌駕しつづける ほか);3(ロッセリーニによるイタリア映画史;ロベルト・ロッセリーニを擁護する ほか);4(ジャン・ルノワール論のために;レマン湖の畔にて―ゴダールにとってのあるいは、ストローブにとってのスイスについて ほか);5(署名の変貌―ソ連映画史再読のための一つの視角);6(吹きぬける風のかなたに;寡黙なるものの雄弁―ホウ・シャオシェンの『恋恋風塵』);7(歳をとらずに老いるということの苛酷さについて―ペドロ・コスタ『ホース・マネー』;十字架 シャワー 濡れた瓦―『ヴィタリナ』をめぐってペドロ・コスタに訊いてみたい三つのことがら ほか);終章(映画の「現在」に向けて―ゴダールの『奇妙な戦争』に触れてふと思うこと)