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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
春暮 康一(ハルクレ コウイチ)
1985年生まれ。山梨県甲府市出身。山梨大学大学院物質・生命工学専攻修士課程修了。現在メーカー勤務のエンジニア。2019年、「オーラリメイカー」で第七回ハヤカワSFコンテスト優秀賞を受賞し、同名単行本(早川書房)でデビュー。2022年、『法治の獣』(ハヤカワ文庫JA)を刊行。同作はベストSF2022国内篇第一位となる。また、表題作「法治の獣」は、第五四回星雲賞日本短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 春暮 康一(ハルクレ コウイチ)
1985年生まれ。山梨県甲府市出身。山梨大学大学院物質・生命工学専攻修士課程修了。現在メーカー勤務のエンジニア。2019年、「オーラリメイカー」で第七回ハヤカワSFコンテスト優秀賞を受賞し、同名単行本(早川書房)でデビュー。2022年、『法治の獣』(ハヤカワ文庫JA)を刊行。同作はベストSF2022国内篇第一位となる。また、表題作「法治の獣」は、第五四回星雲賞日本短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
子どもの頃から星空に魅了されてきた鮎沢望は、高校の天文部で天体観測に夢中になり、大学では電波天文学を専攻した。やがて望は、太陽系規模の電波望遠鏡を実現するための、独自の超長基線電波干渉計ネットワークのアイデアを夢想するようになる。天文部時代からの友人の千塚新、大学の研究者仲間の八代縁という夢を共有する仲間を得た…(続く)
子どもの頃から星空に魅了されてきた鮎沢望は、高校の天文部で天体観測に夢中になり、大学では電波天文学を専攻した。やがて望は、太陽系規模の電波望遠鏡を実現するための、独自の超長基線電波干渉計ネットワークのアイデアを夢想するようになる。天文部時代からの友人の千塚新、大学の研究者仲間の八代縁という夢を共有する仲間を得た望は、三人で計画の実現を検討し始めた。それは、望、新、縁ら人類が、銀河文明の繁栄に貢献する道へと繋がっていく、小さな第一歩であった―ファーストコンタクトSFの世界水準を軽やかに更新する、傑作宇宙探査SF!