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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
鴻巣 友季子(コウノス ユキコ)
1963年東京都生まれ。翻訳家、文芸評論家。英米圏の同時代作家の紹介と並んで古典名作の新訳にも力を注ぐ。日本ペンクラブ女性作家委員、獄中作家・人権委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 鴻巣 友季子(コウノス ユキコ)
1963年東京都生まれ。翻訳家、文芸評論家。英米圏の同時代作家の紹介と並んで古典名作の新訳にも力を注ぐ。日本ペンクラブ女性作家委員、獄中作家・人権委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
南北戦争前後のアメリカ南部を舞台に、大農園主の長女スカーレット・オハラの激動の半生を描く『風と共に去りぬ』は、長いあいだ「大恋愛小説」として読…(続く)
南北戦争前後のアメリカ南部を舞台に、大農園主の長女スカーレット・オハラの激動の半生を描く『風と共に去りぬ』は、長いあいだ「大恋愛小説」として読み継がれてきた。しかし、精緻に読み込むと、それが「誤解」であることに気づく。40か国で翻訳され、世界中の誰もが知る大長編小説の多様な読み解き方を案内する。
もくじ情報:第1章 一筋縄ではいかない物語;第2章 アメリカの光と影;第3章 運命に立ち向かう女;第4章 すれ違う愛;ブックス特別章 養護・扶養小説としての『風と共に去りぬ』―ケアラーと稼ぎ手の間で;読書案内 黒人文学の古典と現在