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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
アイヴェロ,トゥオマス(アイヴェロ,トゥオマス)
1984年生まれ。新進気鋭の生態学、進化生物学者。自称“ネズミと寄生虫”通。現在、ヘルシンキ市のネズミの分布、寄生虫、人間のネズミに対する態度の分野横断的研究グループ主任。科学雑誌Tiedeのオンラインブログ「すべての背後には寄生生物がいる」は、同国で最も読者数の多いブログで本書の元となった アイヴェロ,トゥオマス(アイヴェロ,トゥオマス)
1984年生まれ。新進気鋭の生態学、進化生物学者。自称“ネズミと寄生虫”通。現在、ヘルシンキ市のネズミの分布、寄生虫、人間のネズミに対する態度の分野横断的研究グループ主任。科学雑誌Tiedeのオンラインブログ「すべての背後には寄生生物がいる」は、同国で最も読者数の多いブログで本書の元となった |
サナダムシ、コロナウイルス、HPV、エキノコックス、マダニ…他の生物を搾取して生きる寄生生物たちは、どこで誕生し、どのように進化し、今日まで生きてきたのか。また人類は、どこで彼らに出会い、その拡大に影響を与えてきたのか。その先に、人間や動物と寄生生物が共存する未来はあるのか。北欧の気鋭の生物学者が、進化生物学の観点に人類史を交えて、ウイルス学、細菌学、寄生虫学の垣根を越え、寄生生物の壮大な進化の旅を描き出す。
もくじ情報:1 なぜ感染症があるのか;2 どこから感染症はやってくるのか;3 なぜ人間はこれほど多くの感染症を持つのか;4 なぜ危険な感染症とそうでないものがあるのか;5 いかに感染症から逃れるか;6 なぜ特定の感染症は撲滅できないのか;7 なぜ新たな感染症は次から次に生まれるのか;8 環境はどのように感染症拡大に影響するのか;9 コロナウイルス大流行が世界を大混乱に陥れた;10 人間は感染症なしに存在しうるのか