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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
額賀 澪(ヌカガ ミオ)
1990年生まれ、茨城県出身。日本大学芸術学部文芸学科卒。2015年に『屋上のウインドノーツ』で第二二回松本清張賞を、『ヒトリコ』で第一六回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。16年、『タスキメシ』が第六二回青少年読書感想文全国コンクール高等学校部門課題図書に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 額賀 澪(ヌカガ ミオ)
1990年生まれ、茨城県出身。日本大学芸術学部文芸学科卒。2015年に『屋上のウインドノーツ』で第二二回松本清張賞を、『ヒトリコ』で第一六回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。16年、『タスキメシ』が第六二回青少年読書感想文全国コンクール高等学校部門課題図書に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
才能と嫉妬と友情が重なって不協和音となり、ピアニスト六人は悲しみの旋律に呑まれていく。朝里学園大学附属…(続く)
才能と嫉妬と友情が重なって不協和音となり、ピアニスト六人は悲しみの旋律に呑まれていく。朝里学園大学附属高校の卒業演奏会の最中に、出演者の恵利原柊が音楽科クラスメイト首席の雪川織彦を殺してしまう。作曲家アントニオ・サリエリがモーツァルトの才能に嫉妬して毒殺を企てた説にちなんで、事件は「サリエリ事件」と呼ばれた。演奏会に出た残りのクラスメイト男女四人は朝里学園大学に進学し、四年後、同じ卒業演奏会で再び顔を合わせることに。そして、演奏会の最中に再び級友が殺される事件が起こってしまう。何故、二度も殺人事件は起きたのか。週刊現実の記者である石神幹生は二つの事件を追っていた。