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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
大崎 梢(オオサキ コズエ)
東京都生まれ。書店勤務を経て、2006年『配達あかずきん』でデビュー。同作をはじめとする「成風堂書店事件メモ」シリーズで人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 大崎 梢(オオサキ コズエ)
東京都生まれ。書店勤務を経て、2006年『配達あかずきん』でデビュー。同作をはじめとする「成風堂書店事件メモ」シリーズで人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
里海町の町役場で地元出身作家の文学館「貴地崇彦生家館」の担当をしている由佳利は、刑事からの聞き込みに戸惑っていた。他殺疑いの青年遺体が、作家と関係があるらしい。驚く由佳利を、以前に会った老齢女性の艶子が訪れる。艶子は若いころ貴地の愛人だったと噂される存在だ。艶子の勢いに呑まれ調査を進める先で由佳利は、中学高校で同級生だった夏央に再会する。彼は昔、ある場面を目撃していた。やがて、貴地が謎の「かぞえ歌」を残していたことが分かり、そこに隠された秘密をたどるのだが…。