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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
篠田 謙一(シノダ ケンイチ)
1955年生まれ。京都大学理学部卒業。博士(医学)。佐賀医科大学助教授を経て、国立科学博物館人類研究部勤務。2021年より館長。専門は分子人類学。著書『人類の起源』(中公新書、2022年)は新書大賞2023で第2位となったベストセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 篠田 謙一(シノダ ケンイチ)
1955年生まれ。京都大学理学部卒業。博士(医学)。佐賀医科大学助教授を経て、国立科学博物館人類研究部勤務。2021年より館長。専門は分子人類学。著書『人類の起源』(中公新書、2022年)は新書大賞2023で第2位となったベストセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
ベストセラー『人類の起源』の著者、篠田謙一氏の監修のもと、人類のはじまりから日本人の成立とその歴史まで、最新知見で明らかにする。6万年前に出アフリカを成し遂げた私たちの祖先は、ユーラシアやオセアニアに広がり、2万年前…(続く)
ベストセラー『人類の起源』の著者、篠田謙一氏の監修のもと、人類のはじまりから日本人の成立とその歴史まで、最新知見で明らかにする。6万年前に出アフリカを成し遂げた私たちの祖先は、ユーラシアやオセアニアに広がり、2万年前にはアメリカ大陸に進出。そして、さまざまなルートを通って日本列島にもやってきた。彼らはやがて混じり合い、現代につながる日本人が成立していったのだ。DNAの分析を中心に、最新科学の成果をわかりやすく解説する。
もくじ情報:序章 人類史を解き明かす科学技術(DNA解析が革命をもたらしたヒトの起源を探る学問・自然人類学;4種類の文字だけで書かれた生物の設計図・DNA ほか);1章 人類の誕生から出アフリカまで(700万年前に登場した最初のヒト サヘラントロプス;もう一つの最初の人類候補 アルディピテクス ほか);2章 世界に拡散するホモ・サピエンス(膨大なDNAを解析 自身のルーツも判明;絶滅の末路をたどったホモ・サピエンス最初の遠征 ほか);3章 解き明かされる日本人の成立史(「日本人はどこからやって来たのか」を考える;ホモ・サピエンスは約4万年前に列島にやって来た ほか)