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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
吉川 永青(ヨシカワ ナガハル)
1968年、東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。2010年『戯史三國志 我が糸は誰を操る』で第五回小説現代長編新人賞奨励賞、16年『闘鬼 斎藤一』で第四回野村胡堂文学賞、22年『高く翔べ 快商・紀伊國屋文左衛門』で第一一回日本歴史時代作家協会賞(作品賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 吉川 永青(ヨシカワ ナガハル)
1968年、東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒業。2010年『戯史三國志 我が糸は誰を操る』で第五回小説現代長編新人賞奨励賞、16年『闘鬼 斎藤一』で第四回野村胡堂文学賞、22年『高く翔べ 快商・紀伊國屋文左衛門』で第一一回日本歴史時代作家協会賞(作品賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
豪華絢爛の吉原が業火の海に包まれた明和九年。多くの人が落胆する中で、江戸をふたたび元気にしようと心に決めた男がいた。蔦屋重三郎。通称蔦重と呼ばれたその男は、貸本屋では飽き足らず、地本問屋の株を買って自ら版元として様々な勝負に打って出る。「楽しんで生きられたら、憂さなんて感じないで済むんです」。面白い書物や美しい浮世絵は、きっと世の中を明るくしてくれる―。彼の熱意が、山東京伝、喜多川歌麿などの心を動かし、江戸を熱狂に包んで行くのだった。しかし、そこに立ちはだかったのは…。世の中は酒と書肆が敵なりどうにか敵にめぐり会いたいエンターテインメント歴史小説!!