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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
犬怪 寅日子(イヌカイ トラヒコ)
神奈川県小田原市出身。コミック『ガールズ・アット・ジ・エッジ』原作担当。本作で第12回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 犬怪 寅日子(イヌカイ トラヒコ)
神奈川県小田原市出身。コミック『ガールズ・アット・ジ・エッジ』原作担当。本作で第12回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
男性が死の間際に「御羊」に変身する一族に仕える「わたくし」は、その肉を捌き血族に食べさせることを生業としている。ついに当代の大旦那様が御羊になった日、「わたくし」は儀式の準備を進めるが、一族の者たちは「御羊」に対して複雑な思いを抱いていた。かれらはなぜ、何代にもわたり血族の肉を食みつづけるのか。人間は/機械は、何のために存在するのか―第12回ハヤ…(続く)
男性が死の間際に「御羊」に変身する一族に仕える「わたくし」は、その肉を捌き血族に食べさせることを生業としている。ついに当代の大旦那様が御羊になった日、「わたくし」は儀式の準備を進めるが、一族の者たちは「御羊」に対して複雑な思いを抱いていた。かれらはなぜ、何代にもわたり血族の肉を食みつづけるのか。人間は/機械は、何のために存在するのか―第12回ハヤカワSFコンテスト大賞を受賞した異色の幻想SF。