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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
中村 篤志(ナカムラ アツシ)
新潟大学経済科学部講師。2013年、早稲田大学法学部卒業。2019年、ケンブリッジ大学大学院金融学修士課程修了。2013年、日本銀行入行。金融市場局、調査統計局等を経て、2021年より現職。このほか、早稲田大学紛争交渉研究所招聘研究員(2021年~現在)、日本銀行金融研究所研究員(2022~2023年)、早稲田大学法学部兼法務研究科非常勤講師(2022~2023年)を兼任。専門は、金融論・金融法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 中村 篤志(ナカムラ アツシ)
新潟大学経済科学部講師。2013年、早稲田大学法学部卒業。2019年、ケンブリッジ大学大学院金融学修士課程修了。2013年、日本銀行入行。金融市場局、調査統計局等を経て、2021年より現職。このほか、早稲田大学紛争交渉研究所招聘研究員(2021年~現在)、日本銀行金融研究所研究員(2022~2023年)、早稲田大学法学部兼法務研究科非常勤講師(2022~2023年)を兼任。専門は、金融論・金融法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
ポストLIBOR時代の金利指標のあり方。国際的な金利指標であるLIBORは2023年6月末ですべての公表が停止された。50年以上にわたって利用されてきた指標の公表停止前後、何が課題とされ、どのような議論がな…(続く)
ポストLIBOR時代の金利指標のあり方。国際的な金利指標であるLIBORは2023年6月末ですべての公表が停止された。50年以上にわたって利用されてきた指標の公表停止前後、何が課題とされ、どのような議論がなされ、いかに対応されたのか。
もくじ情報:序 LIBORの誕生・発展から公表停止まで;第1部 リスク・フリー・レート(RFR)への移行(金利スワップ市場におけるLIBOR公表停止の影響―ターム物リスク・フリー・レートの算出メカニズムとの関係性;通貨スワップ市場におけるIBORsからリスク・フリー・レート(RFR)への移行の現状と今後の課題;金融取引におけるターム物リスク・フリー・レー卜の使用に関する検討―LIBOR公表停止後の望ましい金利指標のあり方;デリバティブ取引におけるターム物RFRの利用規範に関する日米比較―ターム物RFR参照キャッシュ商品のヘッジ取引の観点から);第2部 米国における動向(米国金融市場におけるLIBORからの移行対応―貸出市場におけるターム物SOFRの利用とスプレッド調整の動向;米ドルLIBOR参照タフレガシーにかかる立法措置と残存する課題―シンセティックLIBORの適用可能性を中心に);第3部 クレジット・センシティブ・レート(CSR)に関する議論(米国におけるクレジット・センシティブ・レート(CSR)の考察―本邦金融市場へのインプリケーション;クレジット・センシティブ・レート(CSR)に対するIOSCO原則の適用を巡る課題);第4部 近時のIBORs改革(東京銀行間取引金利(TIBOR)のレジリエンス向上に向けた制度設計―フォールバック条項にかかる論点;EURIBORの算出方式の見直しに関する改革の動向)