|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
佐藤 優(サトウ マサル)
作家・元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。85年同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア連邦日本国大使館勤務等を経て、本省国際情報局分析第一課主任分析官として、対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害罪容疑で東京地検特捜部に逮捕され、以後東京拘置所に512日間勾留される。09年、最高裁で上告棄却、有罪が確定し、外務省を失職。05年に発表した『国家の罠』(新潮文庫)で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。翌06年には『自壊する帝国』(新潮文庫)で第5回新潮ドキュメント賞、07年第38回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データは…( ) 佐藤 優(サトウ マサル)
作家・元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。85年同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在ロシア連邦日本国大使館勤務等を経て、本省国際情報局分析第一課主任分析官として、対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害罪容疑で東京地検特捜部に逮捕され、以後東京拘置所に512日間勾留される。09年、最高裁で上告棄却、有罪が確定し、外務省を失職。05年に発表した『国家の罠』(新潮文庫)で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。翌06年には『自壊する帝国』(新潮文庫)で第5回新潮ドキュメント賞、07年第38回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
哲学は「綜合的な努力」、生きていく上でのマネジメント能力である。人が独創的と思うもののほとんどは過去に鋳型があり、議論され尽くしている。哲学史を学べば、思考の鋳型を見抜く力が身につく。すると、哲学史から現代社会の出来事の多くを説明できるようになるのだ。言説の連続ではなく、その背後にある人間を見る淡野安太郎の名著『哲学思想史』をテキストに、学生有志へ行った合宿講義を編んだ、著者初の哲学入門書。
もくじ情報:一日目(哲学とは何か―「緒言」と序章を読む;古代哲学の世界―第一章第一節、第二節を読む);二日目(現代につながる古代―第一章第三節、第四節を読む;思想における中世的世界―第二章第五~第七節を読む;近代文化の開花―第三章第七節、第九節を読む);三日目(経験論の世界―第三章第十節を読む;啓蒙主義の克服―第三章第十一節を読む;弁証法的思考と新カント学派―第三章第十二節を読む);四日目(唯物論と現代哲学―第三章第十三節、補章、むすびを読む)