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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
宮本 輝(ミヤモト テル)
1947年、兵庫県神戸市生まれ。追手門学院大学文学部卒業。広告代理店勤務を経て、77年「泥の河」で太宰治賞を、翌年「螢川」で芥川賞を受賞。その後、結核のため三年ほどの療養生活を送るが、回復後、旺盛な執筆活動をすすめる。『流転の海』(全九部。毎日芸術賞)『優駿』(吉川英治文学賞)『約束の冬』(芸術選奨文部科学大臣賞)『骸骨ビルの庭』(司馬遼太郎)等著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 宮本 輝(ミヤモト テル)
1947年、兵庫県神戸市生まれ。追手門学院大学文学部卒業。広告代理店勤務を経て、77年「泥の河」で太宰治賞を、翌年「螢川」で芥川賞を受賞。その後、結核のため三年ほどの療養生活を送るが、回復後、旺盛な執筆活動をすすめる。『流転の海』(全九部。毎日芸術賞)『優駿』(吉川英治文学賞)『約束の冬』(芸術選奨文部科学大臣賞)『骸骨ビルの庭』(司馬遼太郎)等著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
危機の時代を生きた商人たちの成長物語。大政奉還により、幕府から新政府に権力は移ろうとしていた。他方英米などの列強が、日本の富を虎視眈々と狙っている。医術の世界にも、西洋の薬が流入しつつあった。主人公・川上弥一は新時代に対応し、富山の薬売りを近代的な「カンパニー」に脱皮させようとする。グローバリゼーション、通貨変動にさらされる日本人への道標。宮本文学初の大河歴史小説、維新激動編!