|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
稲村 悠(イナムラ ユウ)
Fortis Intelligence Advisory株式会社代表取締役、(一社)日本カウンターインテリジェンス協会代表理事、外交・安全保障オンラインアカデミー「OASIS」講師。1984年生まれ。東京都出身。大学卒業後、警視庁に入庁。刑事課勤務を経て公安部捜査官として諜報活動の捜査や情報収集に従事した経験を持つ。警視庁退職後は、不正調査業界で活躍し、大手コンサルティングファーム(Big4)にて経済安全保障・地政学リスク対応に従事。その後、Fortis Intelligence Advisory株式会社を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの…( ) 稲村 悠(イナムラ ユウ)
Fortis Intelligence Advisory株式会社代表取締役、(一社)日本カウンターインテリジェンス協会代表理事、外交・安全保障オンラインアカデミー「OASIS」講師。1984年生まれ。東京都出身。大学卒業後、警視庁に入庁。刑事課勤務を経て公安部捜査官として諜報活動の捜査や情報収集に従事した経験を持つ。警視庁退職後は、不正調査業界で活躍し、大手コンサルティングファーム(Big4)にて経済安全保障・地政学リスク対応に従事。その後、Fortis Intelligence Advisory株式会社を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
本書でお伝えしたいのは、「企業が戦略を実現するためのインテリジェンス・サイクル」です。インテリジェンス・サイクルとは、戦略の立案や課題解決のために、組織のトップ層が「情報要求」=つまり正しく課題を設定することでインテリジェンスの生成を命じ、その答えを導くものを見つけていくプロセスを指します。生成されたインテリジェンスを分析し、さらに次のインテリジェンスを生み出すべくフィードバックする。そのサイクルを繰り返すことによって、インテリジェンスは組織全体を束ね、的確な方向性を示すコンパスとして機能します。インテリジェンス・サイクルが有効なのは、地政学リスクや技術流出、不祥事への対応だけではありません。企業が新たな技術やサービスを世の中に広めたいと願うとき、戦略的な目標を実現するために積極的に情報を収集・分析しながら、多様なステークホルダーとのコミュニケーションを通じて合意形成を図る「攻め」の動きでも、インテリジェンスの思考法が大いに役立つのです。
もくじ情報:第一章 日本企業のインテリジェンス・サイクルは機能しているか;第二章 新しいインテリジェンス・サイクルの形;第三章 インテリジェンス・サイクルの成功を握る鍵;第四章 インテリジェンス・サイクルに必要な人材と能力;第五章 「守り」のインテリジェンス・アプローチ リスク・インテリジェンス・サイクル;第六章 「攻め」のインテリジェンス・アプローチ インテリジェンス・アプローチ1;第七章 企業が主体となって社会を変える インテリジェンス・アプローチ2