内容紹介：埋もれた名作探偵小説を掘り起こす日下三蔵編のシリーズ、新シーズン開幕。第一弾は本格推理小説の巨人・高木彬光が生み出した、日本三大名探偵に数えられる神津恭介の傑作選。日本の短編ミステリのベスト１０には必ず名前が挙がる「妖婦の宿」を筆頭に、不滅の名探偵が快刀乱麻を断つ傑作１１編を収録する！
本格推理小説の巨人・高木彬光が生み出した、日本三大名探偵の一人に数えられる神津恭介の傑作選。探偵作家クラブで実際に「犯人当て」として出題された、日本の短編ミステリーのベストテンには必ず名前が挙がる密室殺人の傑作「妖婦の宿」を筆頭に、不滅の名探偵が快刀乱麻を断つ十編を収録。クラシックな本格ミステリーに瞠目せよ！

高木　彬光(タカギ　アキミツ)
１９２０年青森県生まれ。京大工学部卒。’４８年に江戸川乱歩の推薦による『刺青殺人事件』でデビュー。’４９年に『能面殺人事件』で探偵作家クラブ賞を受賞。’９５年逝去（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）