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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
高梨 愉人(タカナシ ユジン)
広島県出身。1987年生まれ。会社員の傍ら30歳で執筆活動を始め、『二度目の過去は君のいない未来』(集英社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 高梨 愉人(タカナシ ユジン)
広島県出身。1987年生まれ。会社員の傍ら30歳で執筆活動を始め、『二度目の過去は君のいない未来』(集英社文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
これはなんの記憶?高一の雨宮さつきは、自分の記憶にない映像が頭に流れる奇妙な既視感に悩んでいた。ある日、神…(続く)
これはなんの記憶?高一の雨宮さつきは、自分の記憶にない映像が頭に流れる奇妙な既視感に悩んでいた。ある日、神社で眩暈に襲われると、なんと戦時中の広島で路面電車の車掌として働く前世の姿・ハナになっていた。不慣れな勤務中、乗客の剛に助けられ、彼の優しさに心惹かれていくが、ハナの幼馴染・楓も剛に想いを寄せていることを知る。広島に原爆が投下される1945年8月6日が近づく中、さつきは、大切な人たちを助けようと奔走する。人を想いやる気持ちが起こす奇跡とは―。