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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
梶 よう子(カジ ヨウコ)
東京都生まれ。フリーランスライターのかたわら小説を執筆、2005年に「い草の花」で九州さが大衆文学賞大賞を受賞。08年に「一朝の夢」で松本清張賞を受賞し、同作で単行本デビューを果たす。23年『広重ぶるう』で新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 梶 よう子(カジ ヨウコ)
東京都生まれ。フリーランスライターのかたわら小説を執筆、2005年に「い草の花」で九州さが大衆文学賞大賞を受賞。08年に「一朝の夢」で松本清張賞を受賞し、同作で単行本デビューを果たす。23年『広重ぶるう』で新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
戊辰戦争で負けた会津藩士の娘カシは、八歳で横浜へ養女に出た。宣教師から英語を学び、フェリスに入学。受洗をし、母校の教師となって文学に傾倒していく。その頃、教会で会う将校に結婚して家庭に入って欲しいと言われ、自立して生きたい本心に目覚める。児童書翻訳を評価され、志を同じくする夫を得て、創作の翼を広げるも肺に…。女性と子供の未来のため、懸命に執筆し夭逝した若松賎子の生涯。