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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
中山 七里(ナカヤマ シチリ)
1961年、岐阜県生まれ。2009年「さよならドビュッシー」で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、翌10年にデビュー。同作は映画化もされ、「岬洋介」シリーズとしてベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 中山 七里(ナカヤマ シチリ)
1961年、岐阜県生まれ。2009年「さよならドビュッシー」で第8回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、翌10年にデビュー。同作は映画化もされ、「岬洋介」シリーズとしてベストセラーとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
司法書士の東雲のもとに衝撃の知らせが届く。友人で箱根銀行の行員である燎原が多額の金を横領して自殺したという。しかしそれは、銀行が仕組んだ200億円の粉飾決算の罪を、すべて燎原になすりつける陰謀だった。燎原の妹・杏子とともに、東雲は箱根銀行への復讐を決意する。だが、東雲には誰も知らない顔があった―彼は、どんな相手でも華麗に欺く天才詐欺師。予算未達でなりふり構わず突き進む営業部、保身に走り悪事に手を染める運用部、そして粉飾の元凶である経理部。腐敗しきった銀行の闇を、鮮やかな策略で次々と暴き出す。巨悪を出し抜く、痛快無比の逆襲劇が幕を開ける!