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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
水庭 れん(ミズニワ レン)
1995年青森県生まれ、大阪府育ち。早稲田大学文学部卒。2022年、『うるうの朝顔』で第十七回小説現代長編新人賞を受賞、23年に同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 水庭 れん(ミズニワ レン)
1995年青森県生まれ、大阪府育ち。早稲田大学文学部卒。2022年、『うるうの朝顔』で第十七回小説現代長編新人賞を受賞、23年に同作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
「子どもの土地」で永遠の子どもだった“その子”は、心に曇りが生まれ、ある日飛べなくなってしまった。だから、地上に堕とされた―自らの代わりとなる子を一人、連れ去るために。夏休みの始め、青森のボーイスカウトで、スナメリが座礁した熊本の海岸で、埼玉から繋ぐオンラインゲーム内で、悩める子どもたち3人に奇妙な出会いが訪れる。いなくなるのは、誰なのか。自由と不自由のあいだでもがく少年少女、それぞれの決意とは。