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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
ファン・フーリック,R.H.(ファンフーリック,R.H.)
1910‐1967年。オランダ生まれ。駐華大使館員、駐日大使等を歴任。著書に『秘戯図考』、「ディー判事」シリーズなど ファン・フーリック,R.H.(ファンフーリック,R.H.)
1910‐1967年。オランダ生まれ。駐華大使館員、駐日大使等を歴任。著書に『秘戯図考』、「ディー判事」シリーズなど |
性愛とは〈道〉であり、男性および女性の原理の均衡こそ生命力の源である―。性のマニュアル、後宮への務めから、纏足の風習、彼女との付き合い方まで。儒教・道教・仏教がせめぎ合うなかで出来しためくるめくエピソードを渉猟しつつ、先史より貫く中国文化不変の根幹を抉り出す。鬼才による中国性愛史研究「最初の完成」の書!
もくじ情報:第一部 封建王国 殷・周時代 前一五〇〇年~前二二二年 性と社会についての中国人の基本的な考え方(創始期と西周王朝―前一五〇〇年頃~前七七一年頃;東周王朝―前七七〇年~前二二二年);第二部 帝国伸長期 秦・漢・六朝時代 前二二一年~後五八九年 性と儒・道・仏三教(秦と前漢王朝―前二二一年~後二四年;後漢王朝―二五年~二二〇年;三国と六朝―二二一年~五九〇年);第三部 帝国の最盛期 隋・唐・宋時代 五九〇年~一二七九年 性の手引書 その盛行と衰勢(隋王朝―五九〇年~六一八年;唐王朝―六一八年~九〇七年;五代と宋王朝―九〇八年~一二七九年);第四部 モンゴル支配と明の再興 元・明時代 一二八〇年~一六四四年 文学・芸術のなかの性(モンゴルもしくは元王朝―一二七九年~一三六七年;明王朝―一三六八年~一六四四年);補遺 インドおよび中国の性的神秘主義