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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
サルデッリ,フェデリーコ・マリア(サルデッリ,フェデリーコマリア)
1963年イタリア、リヴォルノ生まれ。11歳で作曲を始め、12歳で風刺雑誌に漫画を寄稿するようになり、現在も同誌の看板作家として活躍。哲学を学んだ後、バロック音楽のオーケストラ、モード・アンティクオを創設、指揮者となる。フィレンツェの音楽アカデミーでリコーダーやフルートの指導にあたり、音楽学者、研究者としての業績に対する評価を高い。作曲家、指揮者、学者、画家、版画家、漫画家…等、その活躍の幅広さは、鬼才の名にふさわしい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) サルデッリ,フェデリーコ・マリア(サルデッリ,フェデリーコマリア)
1963年イタリア、リヴォルノ生まれ。11歳で作曲を始め、12歳で風刺雑誌に漫画を寄稿するようになり、現在も同誌の看板作家として活躍。哲学を学んだ後、バロック音楽のオーケストラ、モード・アンティクオを創設、指揮者となる。フィレンツェの音楽アカデミーでリコーダーやフルートの指導にあたり、音楽学者、研究者としての業績に対する評価を高い。作曲家、指揮者、学者、画家、版画家、漫画家…等、その活躍の幅広さは、鬼才の名にふさわしい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
作曲家で聖職者だったヴィヴァルディは、膨大な数の自筆楽譜を遺した。兄の魂を守ろうとする弟、欲にまみれた司祭、古…(続く)
作曲家で聖職者だったヴィヴァルディは、膨大な数の自筆楽譜を遺した。兄の魂を守ろうとする弟、欲にまみれた司祭、古書愛好家、ユダヤ人音楽学者、ムッソリーニ、詩人エズラ・パウンド…様々な人間の愛憎、欲望、無知が絡み合い、楽譜は数奇な運命を辿る。優れた小説に与えられるG・コミッソ文学賞受賞。
もくじ情報:1 ヴェネツィア、一七四〇年五月二十七日、金曜日 ファヴリ通り、アントニオ・ヴィヴァルディ司祭の家;2 モンフェッラート地方、オッチミアーノ村、ダ・パッサーノ城、一九二二年秋;3 ヴェネツィア、一七四一年八月四日;4 モンフェッラート地方、サン・マルティーノ村、一九二六年秋;5 ヴェネツィア、一七四一年十一月三日、金曜日;6 トリノ、一九二六年十月十二日、火曜日;7 ヴェネツィア、一七七八年四月十六日、木曜日、サン・ベネト広場;8 トリノ、一九二六年十月六日、水曜日;9 ヴェネツィア、一七八〇年五月二十日、土曜日;10 トリノ、一九二七年三月;11 ジェノヴァ、一八九三年九月十二日;12 六つのエピローグ