内容紹介：ヴェロニカ・マクリーディは八十五歳の気むずかしいおばあちゃん。スコットランドにひとりで暮らし、お茶をしたり動物番組を見たりしながら、自分の遺産をどこへやろうかと考えている。ある日、南極でおこなわれる資金不足のアデリーペンギン研究に興味をひかれた彼女は、遺産をゆずる相手としてペンギンがふさわしいかを見極めるべく、南極大陸へと一世一代の旅に出た－－世界２０か国以上で翻訳刊行、明日を生きる希望に満ちたペンギン文学の傑作！
ヴェロニカ・マクリーディは八十五歳の気むずかしいおばあちゃん。スコットランドの大きな屋敷にひとりで暮らし、お茶をしたり動物番組を見たりしながら、自分の遺産をどこへやろうかと考えている。ある日、南極でおこなわれている資金不足のアデリーペンギン研究を知った彼女は、遺産をゆずる相手としてペンギンがふさわしいかを見極めるべく、はるか南の大陸へと一世一代の旅に出た―。世界１６か国以上で翻訳刊行、明日を生きる希望に満ちた傑作ペンギン文学！

プライア，ヘイゼル(プライア，ヘイゼル)
イギリス、オックスフォード生まれ。セント・アンドリューズ大学で英語と中世史を専攻、その後ダーティントン芸術大学で音楽を学び、アイリッシュハープ奏者として活動する。２０１９年、ハープ職人を主人公とした長編小説Ｅｌｌｉｅ　ａｎｄ　ｔｈｅ　Ｈａｒｐ　Ｍａｋｅｒで作家デビュー。２０年発表の『ペンギンにさよならをいう方法』は世界１６か国以上で翻訳刊行、〈リチャード＆ジュディ・ブッククラブの１冊〉〈ＢＢＣラジオ２ブッククラブの１冊〉に選出されたほか、Ａｍａｚｏｎレビュー数は２万件を超え、Ｋｉｎｄｌｅ＆オーディオブック部門でベストセラー１位を獲得した