内容紹介：わたしのおうちは、お父さんお母さんとねこの家族です。ねこのたまこはおるすばん。「たまこがティッシュをだして、ぐるぐるまきになってないかな」家族のだれも知らないのです。たまこはティッシュにのって……！？家族が心配しているとき、ねこはじつは……！？ねこのたまこは健康のために走る！？　キャンププファイヤー！？　大海原！？「ひとりで遠くにいってしまって、おうちがどこかわからなくなって、帰りたいのに帰れなくて、えーんえーんと、ないていたら、どうしよう」はやく、おうちにかえなきゃ！　そして……。猫を愛する家族と猫の、平和な日常が愛おしくなる絵本。
大好きだから、心配。ところが…！？笑い、愛おしくなる猫の絵本。読んであげるなら４歳くらいから。

角田　光代(カクタ　ミツヨ)
１９６７年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。１９９０年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。『まどろむ夜のＵＦＯ』で野間文芸新人賞、『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で産経児童出版文化賞フジテレビ賞、路傍の石文学賞、『空中庭園』で婦人公論文芸賞、『対岸の彼女』で直木賞、「ロック母」で川端康成文学賞、『八日目の〓』で中央公論文芸賞、『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞、『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、『源氏物語』訳で読売文学賞（研究・翻訳賞）、『方舟を燃やす』で吉川英治文学賞を受賞