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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
菅野 朋子(カンノ トモコ)
1963年生まれ。中央大学文学部卒業。カナダ、韓国に留学後、出版社勤務、「週刊文春」記者を経て現在はフリーライター。2004年より韓国に在住し、韓国社会の「本音」を日本に発信し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 菅野 朋子(カンノ トモコ)
1963年生まれ。中央大学文学部卒業。カナダ、韓国に留学後、出版社勤務、「週刊文春」記者を経て現在はフリーライター。2004年より韓国に在住し、韓国社会の「本音」を日本に発信し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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常備兵が5年間で10万人減少し、釜山が「消滅危険水準」に達するなど急激な人口減少に直面しつつある韓国。合計特殊出生率「0.75」の裏にあったのは、深刻な格差と競争を生き抜いた若者と、かつての儒教主義に苦しんだ親世代の「本音」だった。瀬戸際に立つこの国が投入した約30兆円の少子化対策予算と、国内企業の破格の育児支援の行方とは?ソウル在住の記者が日本人の知らない実情をレポートする。
もくじ情報:第1章 消える学校、綻ぶ韓国軍―今、この国で何が起きているのか(学校、保育施設がもう続かない;誰が国を守るのか―安全保障の危機;国土を覆う「消滅危険地域」);第2章 SNSが加速させた超競争社会(若者たちの現実;IMFショックと88万ウォン世代;子どもたちの生存競争;SNSが比較文化を暴走させる);第3章 激変する男女の意識―ジェンダー対立の深層(“赤い薬”が女性たちを目覚めさせた;分断と「非婚主義」);第4章 結婚を止める親たち―伝統的家族観のゆらぎ(人口爆発の時代;苦悩する「サンドイッチ世代」);第5章 空回りする280兆ウォン―少子化対策の実態(肝いり育児支援策の〓末;揺れる移民政策;華川郡最新レポート:“異次元”の教育支援とは;破格の育児支援、非婚出産……社会は揺れ動く)