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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
西村 ユミ(ニシムラ ユミ)
1968年、愛知県生まれ。東京都立大学健康福祉学部看護学科教授。看護師。日本赤十字看護大学大学院看護学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 西村 ユミ(ニシムラ ユミ)
1968年、愛知県生まれ。東京都立大学健康福祉学部看護学科教授。看護師。日本赤十字看護大学大学院看護学研究科博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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病いに苦しむことと手を差しのべることは、同じ出来事の二つの現れである―。〈ケア〉という営みは、病む人の苦しみに引き寄せられ、ときに痛みや辛さの表情に押し戻され、それでもその傍らにとどまり続ける態度のなかにすでに現れはじめている。看護学生と新人看護師の経験と語りを「鏡」として探る、来たるべき「ケア共同社会」への道しるべ。
もくじ情報:序 〈病い〉は患者のなかに閉じられているのか;1 身体に耳をすます―看護学生の経験から(動かぬ身体との対話;押し戻す〈病い〉/引き寄せる〈病い〉;「患者の立場に立つ」ということ;〈病い〉の経験が更新されるとき);2 二人でひとつの〈病い〉をつくる―新人看護師の経験から(看護がよくわからない;協働する身体;「気がかり」が促す実践;他者の痛みを感じとる―病名告知と〈病い〉経験);終章 〈ケア〉を捉えなおす