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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
伊丹 完(イタミ カン)
2023年、現在まで人気シリーズとして続く『大江戸秘密指令 隠密長屋の十人』(二見時代小説文庫)の上梓で一躍、新進気鋭の時代小説家となる。江戸の文化のほか、映画や演劇、落語、ミステリーにも造詣が深い。映画祭審査員、江戸講座講師、寄席やユーチューブでの対談等をこなしながら、その豊富な知識を活かし、唯一無二の江戸のヒーローを誕生させるべく、新たな執筆に勤しんでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 伊丹 完(イタミ カン)
2023年、現在まで人気シリーズとして続く『大江戸秘密指令 隠密長屋の十人』(二見時代小説文庫)の上梓で一躍、新進気鋭の時代小説家となる。江戸の文化のほか、映画や演劇、落語、ミステリーにも造詣が深い。映画祭審査員、江戸講座講師、寄席やユーチューブでの対談等をこなしながら、その豊富な知識を活かし、唯一無二の江戸のヒーローを誕生させるべく、新たな執筆に勤しんでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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まさに芸は身を助く―芝居のうまさを活かし、弟分の京四郎とともにどんな役にもなりきって悪事を働く輩たちを退治していた倉橋銀次郎は、思いもよらず南町奉行・遠山左衛門尉の目に留まり、上様直々の密偵、将軍隠密役となる。そんな銀次郎に、新たな密命が下った。それは、高貴な美女を置き、女遊びを仕掛けて大金を稼いでいるという隠れ里を探し出し、摘発せよというものだった。ただしその元締めは、町方ではとても手が出せない高い身分の者という噂が…。大名か幕閣か、よほどの大物に違いない。だが、そういった黒幕の正体を暴くのが葵の手札を手にする俺の役目だ!固く決意した銀次郎は、上様のため、町の安寧のため、許すことができぬ悪を次々に切り捨てる!!