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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
細谷 正充(ホソヤ マサミツ)
1963年、埼玉県生まれ。書店勤務のかたわら書評などを手掛け、のち文芸評論家として独立。推理小説や時代小説の書評、解説を多数手掛ける。アンソロジーの編者として著書は数多く、自宅に20万冊という膨大な書庫を持つ蔵書家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 細谷 正充(ホソヤ マサミツ)
1963年、埼玉県生まれ。書店勤務のかたわら書評などを手掛け、のち文芸評論家として独立。推理小説や時代小説の書評、解説を多数手掛ける。アンソロジーの編者として著書は数多く、自宅に20万冊という膨大な書庫を持つ蔵書家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
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成り行きで新選組に入隊した菅沼鉢四郎が、料理に詳しいというだけで過激派拠点のぜんざい屋に潜入捜査する「ぜんざい屋事件」。北政所と秀吉の側室の淀君が醍醐の花見の席で料理勝負をすることになり、料理人に選ばれた男が命がけで懐石料理をつくる「包丁奥義」。大坂の篆刻師が版元から請われ豆腐料理の本を書く、実在の料理本の誕生秘話「夏の日の結び豆腐」。文禄の役で朝鮮に渡り、キムチを作ることにのめり込んでしまった男の悲喜劇「辛うござる」。行くあてもなく死のうとしていた娘に味見として葉桜茶漬けを食べさせる小料理屋の心温まる話「わかれ雪」。時代小説の名手(男性作家)による、男性主人公の食の短編傑作集。五味五色の“男の料理”に舌鼓をうってください。