|
内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
渡辺 美季(ワタナベ ミキ)
1975年、東京都に生まれる。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 渡辺 美季(ワタナベ ミキ)
1975年、東京都に生まれる。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
明王朝の庇護のもと繁栄を誇った東シナ海の貿易王国は、大陸での王朝交替が生じると、列島の軍事的圧力に屈した。だが、琉球王国は島津氏の支配に従うことになってからも、同時に清王朝に臣下として服属し続けた。この「両属」という、特異な外交関係はいかにして成り立ったのか。そこには、近代的国際関係観の理解を超える論理が作動していた。唐=中華王朝と大和=日本との狭間にある王国が、その存立を賭けて展開する御取合=外交の実相を、琉球・大陸・列島それぞれの印象的な人々の活躍を通して描き出す。
もくじ情報:第一章 海の貿易国家―中華の傘の下で(「海域世界」の幕開け;琉球国の成立;海の主役・琉球);第二章 秩序変動のなかの琉球―明と日本の狭間で(揺らぐ明の傘―海禁=朝貢体制の動揺;島津氏の侵攻と日明関係;「狭間の王国」の模索);第三章 中華の一変―明か清か(明清交替と琉球;康熙帝と琉球);第四章 守礼と隠蔽―清と日本の狭間で(「清の朝貢国=琉球」と日本;儒教―程順則の外交戦略;「隠す」という外交);第五章 近代と「両属」―王国外交の終焉(欧米列強と琉球;明治政府と琉球)