|
内容紹介・もくじなど
病弱で吃音症、足をひきずり歴史書に埋もれ、帝位など夢みたこともなかったはずの、この私が…謎の第四代ローマ皇帝「自伝」?傑作歴史小説、待望の翻訳。
病弱で吃音症、足をひきずり歴史書に埋もれ、帝位など夢みたこともなかったはずの、この私が…謎の第四代ローマ皇帝「自伝」?傑作歴史小説、待望の翻訳。
著者プロフィール
グレーヴズ,ロバート
ロンドン郊外のウィンブルドンに生まれ、チャーターハウス校在学中に詩作をはじめる。1914年第一次世界大戦勃発とほぼ同時に陸軍入隊。従軍中の’16年に最初の詩集「Over the Brazier」を出版。’19年オックスフォード大学セント・ジョーンズ・コレッジに入学して英文学を専攻。’26年カイロの王立エジプト大学に英文学教授として赴任するが、1年で辞任。’29年から地中海のマヨルカ島で創作活動に没頭し、自叙伝「Goodbye to All That」や本書「I,Clandius」(’34年)とその続篇「Claudius the God and his Wife Messa…( ) グレーヴズ,ロバート
ロンドン郊外のウィンブルドンに生まれ、チャーターハウス校在学中に詩作をはじめる。1914年第一次世界大戦勃発とほぼ同時に陸軍入隊。従軍中の’16年に最初の詩集「Over the Brazier」を出版。’19年オックスフォード大学セント・ジョーンズ・コレッジに入学して英文学を専攻。’26年カイロの王立エジプト大学に英文学教授として赴任するが、1年で辞任。’29年から地中海のマヨルカ島で創作活動に没頭し、自叙伝「Goodbye to All That」や本書「I,Clandius」(’34年)とその続篇「Claudius the God and his Wife Messalina」(’34年)、20世紀最高の愛の詩集と評価の高い「Collected Poems」(’38年)など初期の代表作品を生み出す。ほとんど終生マヨルカ島の小村デヤに暮らし、詩、小説、評論、神話研究、随筆、伝記、翻訳、子供向け読みものなど幅広いジャンルにわたって130冊以上の著作をのこし、90歳の長寿を全うして没する。本書はジェイムズ・テイト・ブラック記念賞とホーソンデン賞に輝き、これまで16カ国語に翻訳されている |
ロー=第4代ローマ皇帝は、先にカリグラ後にネロの、あまりに派手な暴君の間に位
置して謎多き男。この主人公と個性的な登場人物、権謀術数の限りを尽くした帝位争
い…。稀なる知性による、とびきり面白い、しかも時代考証の確かさで評価の高い、
華麗なる歴史小説。
ロー=第4代ローマ皇帝は、先にカリグラ後にネロの、あまりに派手な暴君の間に位
置して謎多き男。この主人公と個性的な登場人物、権謀術数の限りを尽くした帝位争
い…。稀なる知性による、とびきり面白い、しかも時代考証の確かさで評価の高い、
華麗なる歴史小説。