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出版社名:岩波書店
出版年月:2008年11月
ISBN:978-4-00-028282-6
227P 20cm
ソフォクレース『オイディプース王』とエウリーピデース『バッカイ』 ギリシャ悲劇とギリシャ神話/書物誕生-あたらしい古典入門-
逸身喜一郎/著
組合員価格 税込 2,079
(通常価格 税込 2,310円)
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真実を求めたオイディプースと、真実から逃れようとしたペンテウス──両義性に満ちたギリシア悲劇の世界。
真実を求めたオイディプースと、真実から逃れようとしたペンテウス──両義性に満ちたギリシア悲劇の世界。
内容紹介・もくじなど
「自分は何者か」という真実を求めつづけるオイディプース王と、「ディオニューソス信仰」という宗教の現実を拒みつづけるペンテウス。“知る”ことについて対照的な態度をとる二人の主人公の行き着く先は、どちらも破滅であった。だとすれば、「汝自身を知れ」というあのあまりにも名高い神託は、いったい何を意味していたのだろうか―。古代ギリシャが生んだ最大の文学ジャンルである悲劇は、神話に取材しつつも、そこにさまざまな「仕掛け」を凝らすことで独自の発展を遂げた。劇世界では、神と人はいかに関わり、また「運」と「運命」はどう描かれるのか?物語展開の「連鎖構造」と「カタログ構造」とは?―二つの劇を縦横に読み解きながら、…(続く
「自分は何者か」という真実を求めつづけるオイディプース王と、「ディオニューソス信仰」という宗教の現実を拒みつづけるペンテウス。“知る”ことについて対照的な態度をとる二人の主人公の行き着く先は、どちらも破滅であった。だとすれば、「汝自身を知れ」というあのあまりにも名高い神託は、いったい何を意味していたのだろうか―。古代ギリシャが生んだ最大の文学ジャンルである悲劇は、神話に取材しつつも、そこにさまざまな「仕掛け」を凝らすことで独自の発展を遂げた。劇世界では、神と人はいかに関わり、また「運」と「運命」はどう描かれるのか?物語展開の「連鎖構造」と「カタログ構造」とは?―二つの劇を縦横に読み解きながら、その尽きせぬ魅力に迫る。
もくじ情報:第1部 書物の旅路―神話から悲劇へ、悲劇から書物へ(悲劇を「読む」ということ;神話という素材;ギリシャ悲劇の上演と伝承);第2部 作品世界を読む―悲劇の精髄(劇の構造;ふたつの悲劇からの問いかけ;悲劇の「部品」)
著者プロフィール
逸身 喜一郎(イツミ キイチロウ)
1946年、大阪市生まれ。1975年、東京大学大学院人文科学研究科西洋古典学専門課程博士課程単位取得退学。1983年、Ph.D.取得(University of St.Andrews,Scotland)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授(西洋古典学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
逸身 喜一郎(イツミ キイチロウ)
1946年、大阪市生まれ。1975年、東京大学大学院人文科学研究科西洋古典学専門課程博士課程単位取得退学。1983年、Ph.D.取得(University of St.Andrews,Scotland)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授(西洋古典学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)