投資会社に勤めるリゼットはある朝、鏡を見て愕然とする。そこには見知らぬ顔が映っていたのだ。同時に彼女は、過去のある時期の記憶を失っていることにも気づくが、思い出そうとすると激しい頭痛と吐き気に襲われる。さらに、誰かに見張られている気がしてならない。なんとか冷静さを保ち、何かの病気だと結論づけ、薬局に向かった彼女はひとりの男と出会う。その瞬間に強いときめきを感じながらも、少し会話しただけでその場を後にしたリゼット。だが、その晩の夢のなかに彼が出てきて…！？ロマンティック・サスペンス。

ハワード，リンダ(ハワード，リンダ)
３０歳のときに原稿を出版社に送ったことがきっかけでデビューを果たす。全米女性からの圧倒的な支持を受ける人気作家であり、故郷アラバマで執筆活動を続けている。近年では、ベテラン作家リンダ・ジョーンズとタッグを組んで活躍の幅を広げている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）