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内容紹介・もくじなど
著者プロフィール
佐藤 優(サトウ マサル)
1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。『自壊する帝国』にて大宅賞、新潮ドキュメント賞受賞 佐藤 優(サトウ マサル)
1960年、東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。『自壊する帝国』にて大宅賞、新潮ドキュメント賞受賞 |
資本主義が崩壊し格差の広がった現代。各国指導者は再びファシズムに手を染めようとしている。それはバラバラになった個人を束ねる劇薬だ。効能バツグン、だからあぶない。しかし、日本人はあまりに無防備だ。多くがファシズムを独裁や全体主義と混同している。元外務省主任分析官・佐藤優と『未完のファシズム』著者・片山杜秀による白熱対談。「知」を武装し、来たるべき時代を正しく恐れよ!
もくじ情報:序章 感化する力;第1章 ファシズムは悪なのか―イタリアファシズムの起源を辿って;第2章 「持たざる国」に生きる天皇制―朝鮮出兵・明治維新・日露戦争;第3章 玉砕思想が生まれるまで―皇道派対統制派・陸軍対海軍;第4章 24時間戦えますか―高度経済成長という幻想;第5章 未完の新自由主義―21世紀を生き抜くために;番外編 文学が映し出すディストピア